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財務省は、国の予算が適切に使われているかどうかを検証する「予算執行調査」を毎年度、行っています。

7日は、ガソリンなどの価格上昇を抑えるため石油元売り事業者などに補助金を支給する経済産業省の事業についての結果が公表されました。

調査では、補助金でガソリン価格などがどの程度抑制されているかをガソリンスタンドなどの事業者に聞いたもので、155の事業者が回答しました。

それによりますと、
▽45%が「補助金全額分抑制されている」と回答しましたが、
▽23%が「全額は抑制されていない」、
▽31%が「わからない」と答えました。

販売価格への転嫁が不十分だった理由として、近隣のガソリンスタンドの価格など「周囲の市況を見て判断した」という回答が目立ちました。

さらに、ことし3月から7月までのガソリンの販売実績をもとに財務省が試算したところ、実際に抑制された総額は、補助金の支給額を110億円下回っていたということです。

財務省は、所管する経済産業省に対して、補助金の趣旨を事業者に周知徹底し、全額分が価格抑制に反映されるよう促すべきだと指摘しています。

国土交通省は、地方の鉄道やバスなどの多くが危機的な経営状況に陥っているとして、赤字が続く地方鉄道の在り方や、コロナ後の地域交通に関して2つの有識者会議がまとめた提言をもとに、7日から審議会で具体的な対策の議論を始めました。

会議には有識者のほか鉄道やバスなどの業界団体の関係者らおよそ30人が出席し、はじめに国土交通省の担当者から、全国の一般路線バスの事業者の99.6%が赤字に陥り、経営破綻した例もあることや、JR6社では1キロ当たり一日に平均何人運んだかを示す「輸送密度」が、2000人未満の路線が38%になっている現状が説明されました。

その後、非公開で行われた議論では、出席した有識者などから、地方の公共交通の存続は医療や教育など生活全般に関わる問題だとして「国の予算を総動員させてでも、対策を急ぐべきだ」といった意見が相次いだということです。

国土交通省は、今後、鉄道やバスなどの交通体系を包括的に支援していくための法整備なども視野に議論を進め、来年1月下旬ごろに中間取りまとめを行うことにしています。

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食わず嫌い?生まれて初めて『おでん』を食べたらすごいことになったww

豊臣秀吉が作らせたと伝わる「黄金の茶室」と、千利休の「わびの茶室」を展示した特別展が、8日から京都市で始まります。

特別展は、平安時代から京都で受け継がれてきた茶の湯文化を紹介しようと企画されたもので、京都国立博物館の会場には、国宝の茶道具や復元された茶室などが展示されています。

このうち、目を引くのがいずれも豊臣秀吉が作らせたと伝わる2つの茶室です。

▼「黄金の茶屋」は、柱や壁などが内部がすべて金色に仕上げられ、持ち運び可能な組み立て式です。
秀吉の権力の象徴とされたものですが、実物は現存せず、30年ほど前に復元されました。
一方、▼「わびの茶屋」は、秀吉が千利休に作らせたと伝わる京都府大山崎町にある国宝の「待庵」を今回の展示のために複製したものです。

全体でも3畳という極めて狭い空間で、利休が「わび茶」の考えを追い求めて完成させたとされています。

京都国立博物館 調査・国際連携室 降矢哲男 室長は、「2つの茶室は一見、対照的ですが、狭い空間といった共通性もあります。並べて展示しているので、比べて楽しんでほしい」と話しています。

この特別展は、10月8日からことし12月4日まで開かれています。

首都圏のスーパー「オーケー」が関西に出店する方針を正式に発表しました。いったんは「関西スーパーマーケット」の買収を通じて関西圏への進出を図ろうとしたものの、去年断念した経緯があり、今度は自前での進出となります。

発表によりますと、オーケーは子会社を通じ、大阪 東大阪市内にある市の土地を入札で取得し、11月中旬に引き渡しを受ける予定です。

広さは3600平方メートル余りで、会社では再来年前半にこの場所に旗艦店として出店することを目指し、準備を進めるとしています。

そのうえで今後も関西での積極的な出店を計画し、準備が整えば、この旗艦店よりも前に関西エリアの1号店をオープンする可能性もあるとしています。

オーケーは去年、関西スーパーの買収をめぐって、阪急阪神百貨店の運営会社との間で司法の場にもつれこむ争奪戦の末に敗れ、関西スーパー阪急阪神百貨店の運営会社の子会社となったあと、ことし2月にほかのスーパー2社とともに関西有数のスーパー連合、「関西フードマーケット」の傘下に入り、事業を展開しています。

#アウトドア#交通