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#天皇家

NASAは先月、地球からおよそ1100万キロ離れたところにある直径160メートルほどの小惑星「ディモルフォス」に重さおよそ570キロの探査機を衝突させる初めての実験を行いました。

NASAなどの研究チームは、その後、衝突の衝撃で、小惑星の軌道が変化したか、分析を続け、11日、結果を発表しました。

それによりますと、探査機をぶつけた小惑星は、もともと、別のより大きな小惑星の周りを11時間55分の周期で回っていましたが、衝突後、この周期が32分ほど短くなっていることがわかり、軌道を変えることに成功したということです。

NASAのネルソン長官は会見で「周期を10分でも変えられれば大成功だと思っていた。これは人類にとって大きな転換点だ」と話していました。

今後100年以内に地球に大きな被害をもたらすおそれがある小惑星は今のところ、見つかっていませんが、研究チームはさらに詳しい分析を進め、将来、こうした天体が見つかった際、地球への衝突を未然に防ぐ技術の開発を目指したいとしています。