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アメリカ商務省が、3月31日に発表した2月のPCE・個人消費支出の物価指数は前の年の同じ月と比べて5%の上昇となりました。

伸びは、1月の5.3%から鈍化し、おととし9月以来1年5か月ぶりの低い水準となりました。

また、価格変動の大きいエネルギーと食品を除いた指数でも4.6%の上昇で、1月の4.7%から伸びが縮小しました。

中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会は、個人消費支出の物価指数をインフレの実態を見極める指標として重視しています。

今回の指標について市場では、インフレの低下傾向を示しているという受け止めもある一方、FRBの物価目標の2%を大きく上回っているうえ、人手不足などからのインフレ圧力もあり、FRBの金融引き締めが続くとの見方もあります。

銀行破綻が相次いだことを受けて今後、FRBがどのような利上げ判断を行うのか不透明な状況となっています。

#経済統計(アメリカ・消費者物価指数