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最高裁クラレンス・トーマス判事は7日、共和党の大口献金者から数十年にわたり豪華な旅行を提供されていたことについて、この種の「個人的な接待」は連邦規則の下で報告の義務がないとの助言を得ていたとする声明を出した。

ニュースサイト「プロパブリカ」は6日、トーマス氏が不動産王ハーラン・クロウ氏から接待を受け続けていたと報道し、上院民主党議員らが調査を求める事態となった。

トーマス氏は、就任初期に「同僚その他、司法界の人々に意見を仰ぎ、最高裁の業務と関係のない個人的親友からの、この種の個人的な接待は報告対象ではないと助言された」と説明。このほど施行された新たな開示規則については「当然のことながら今後は従う意向だ」とした。

自身と妻は、親友であるクロウ夫妻と何度も家族旅行をしたことがあると説明した。

判事が受ける旅行その他の接待を巡っては、以前から開示規則の緩さが疑問視されていた。議員や司法の透明性を求める団体などの求めで導入された新規則の下、最高裁判事と連邦裁判所判事は今後、無料で提供される旅行や食事、贈り物について、より詳細な開示が義務付けられる。


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最高裁クラレンス・トーマス判事・接待)

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