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ゲームをする様子を動画投稿サイトで配信する「ゲームプレー動画」の人気が高まる中、著作権を持つ会社の許可を得ずにプレー動画を投稿したとして、名古屋市のユーチューバーが著作権法違反の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、「ゲームプレー動画」をめぐる著作権法違反事件の摘発は全国で初めてだということです。

逮捕されたのは、名古屋市千種区の自称、ユーチューバー、吉田忍容疑者(52)です。

警察によりますと、吉田容疑者は去年6月から7月にかけて、東京にある会社が著作権を持つアドベンチャーゲーム「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」について、ゲームをする様子などを動画投稿サイトのYouTubeで無断で配信したとして、著作権法違反の疑いが持たれています。

ゲームのあらすじなどを公開していたということで、警察の調べに対し「違法と分かっていながら動画を投稿したことは間違いない」と供述し、容疑を認めているということです。

吉田容疑者は、今回の動画のほかに、アニメの結末などを明らかにする「ネタバレ動画」を複数配信するなどしていて、再生回数は合わせて550万回ほどに上っていたということです。

「ゲームプレー動画」は近年、若者を中心に人気が高まり視聴する人が増えていて、警察によりますと、ゲームプレー動画をめぐる著作権法違反事件の摘発は全国で初めてだということです。

業界団体「コンテンツを不正利用しないよう努めてほしい」

ゲームのプレー動画をめぐる著作権法違反事件の摘発について、ゲームやアニメの会社などでつくる「CODA=コンテンツ海外流通促進機構」は、「昨今、ゲームのプレー動画が人気を集めているが、ガイドラインを守らず、許諾を得ずにあらすじや結末などを公開するような悪質な投稿が確認されている。今回の摘発を機に、コンテンツを不正に利用しないよう努めてほしい」とコメントしています。

#法律(著作権法・ゲームプレー動画)