北島三郎(86)が語った「引退」の真相#文春オンラインhttps://t.co/59tOSjNcUg
— 文春オンライン (@bunshun_online) June 8, 2023
6月5日には新曲「つむじ風」をリリース。歌手活動を引退するわけではない。
〈ステージだって体を労わりながら、機会があれば、また出たいと思っています。今後の活動を聞かれても、私は歌の道をとにかくひたむきに歩いてきたので、これしかできないんですよ。それは約70年前に18歳で北海道を出て、青函連絡船に乗って東京を目指した当時から、ずっと変わらない〉
この春には50年続いた「北島音楽事務所」が体制を変え、北山たけしや大江裕、原田悠里らの独立が発表されたことも「引退説」に拍車を掛けた。北島さんは弟子たちを独立させた真意も語っている。
〈最近は、北山や大江、原田ら弟子たちについても、よく聞かれます。これから彼らは独り立ちしていくんだけど、大変でも、いつかは通らなきゃならない道でさ。海が凪いだ良い時期に船出させてやりたいってのは、俺が60歳になった頃から考えていたことなんです。
例えば、北島ファミリーでコンサートをした時も、どうしても俺が前に出ちゃう(笑)。お客さんも比べちゃって、「いやあ、サブちゃん、よかったな!」とか言ってくれるんだけど、そのたびに「俺が弟子たちの壁になっちゃいけねえな」と。縁あって出会って、師匠と弟子の関係になったわけだけど、いつまでも抱え込んだままだと、彼らも伸び悩んで、俺が芽を摘むことになる。それだけは親方としてしたくないからね〉
NHKアカデミア 冨永愛(後編) あくなき挑戦 その先にあるもの
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