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テニスのウィンブルドン選手権は15日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで女子シングルス決勝を行い、マルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)が優勝した。

世界ランク42位のボンドロウソバは同6位で第6シードのオンス・ジャブール(チュニジア)に6─4、6─4で勝利した。同大会の女子シングルスでノーシードの選手が優勝したのは初めて。

ボンドロウソバは「今、何が起きているのか分からない」とコメント。「どうやって優勝したのか理解できない」と驚きを隠しきれない様子だった。

ジャブールは同大会で2年連続の準優勝。四大大会初優勝はならなかった。昨年の決勝ではエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に敗れた。

女子テニスの世界ランク6位、オンス・ジャブール(チュニジア)は15日、ウィンブルドン選手権のシングルスで2年連続の準優勝に終わった。

第6シードのジャブールは決勝でノーシードのマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)に4─6、4─6で敗戦。四大大会初優勝を逃した。昨年の同大会の決勝ではエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に敗れた。2022年の全米オープンでも準優勝だった。

ジャブールは試合後のオンコートインタビューでは目に涙を浮かべ「とても苦しい結果となり、話すのが難しい」とコメント。「これはキャリア史上、最もつらい敗戦だ」と述べた。

それでも同選手は「私は諦めない。もっと強くなって戻ってきて、いつか四大大会で優勝する」と話した。

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