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テニスのウィンブルドン選手権は16日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス決勝を行い、カルロス・アルカラス(スペイン)がノバク・ジョコビッチセルビア)を逆転で下し、初優勝を飾った。

第1シードのアルカラスは第2シードのジョコビッチとの対戦で、第1セットでいきなり5ゲーム連取されて1─6と苦しい滑り出しとなったが、第2セットはタイブレークにもつれ込んだ末に7─6で取り、第3セットはブレークに3回成功して6─1で奪った。

第4セットは3─6で落とし、決着は第5セットまで持ち越しとなると、最終セットはブレークを1回も許さずに6─4で制し、4時間43分の激戦を乗り越えてウィンブルドン初タイトルを獲得した。

16歳の年の差対決を制し、1986年のボリス・ベッカー氏(ドイツ)以降で最年少優勝となった20歳のアルカラスは、男子スペイン勢ではマニュエル・サンタナラファエル・ナダルに続く3人目のウィンブルドン王者に輝いた。

試合後、アルカラスは記者団に「最高の状態のノバクを、10年無敗のこのステージで破ったことは歴史的で、驚くべきことだ。自分にとっても、他の若い選手にとっても素晴らしいことだと思う」と語り、ウィンブルドンセンターコートで10年無敗だったジョコビッチに勝利したことを喜んだ。

男子テニスで史上最多の四大大会23勝を誇るノバク・ジョコビッチセルビア)は、16日のウィンブルドン選手権決勝で記録更新の24勝目を阻んだカルロス・アルカラス(スペイン)を絶賛した。

ウィンブルドンセンターコートで10年間無敗だったジョコビッチは、世界ランキング1位のアルカラスに6─1、6─7、1─6、6─3、4─6とフルセットの末に敗れ、同大会5連覇、および史上最多となる8回目の優勝を阻まれた。

ジョコビッチはアルカラスについて「彼が今年、グラスコートでこれほど活躍するとは思わなかった。しかし、彼は世界最高の選手であることを証明した」と述べ、「正直なところ、彼のような選手と対戦したことはなかった。この1年で、彼のプレーにはロジャー(・フェデラー)、ラファ(エル・ナダル)、そして私の要素が入っていると言われるようになったが、それに同意する」と称賛。

さらに「彼は3人の長所を基本的に備えている。ラファから見て取れるような強気なメンタリティ、ファイティングスピリット、驚異的なディフェンス力。スライディングしながらのバックハンドもうまいし、私のバックハンドと似ているところもある」と分析し、「彼は完璧な選手だ」と全てのサーフェスを攻略していることに驚きを示した。

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