カナダ、中国関与の「スパムフラージュ」検知 首相や議員標的 https://t.co/Aisjr4vKWI
— ロイター (@ReutersJapan) October 24, 2023
カナダ外務省は23日、中国が関与する世論操作活動「スパムフラージュ」を検知したと発表した。自動投稿プログラム「ボット」を使ってトルドー首相や議員のソーシャルメディアアカウントに偽情報やプロパガンダが投稿されていたという。
同省によると、8月から9月にかけて数十人の議員を標的にアカウントの乗っ取りなどにより、犯罪や倫理違反に関する大量のメッセージが投稿された。
ハワイの山火事が米軍の秘密「気象兵器」によるものだという主張や、ディープフェイク動画なども含まれていたという。
議員らのフェイスブックとX(旧ツイッター)のアカウントに英語とフランス語で投稿され、政府は両社と協力してボットネットワークの削除を行った。
在カナダ中国大使館は声明で、中国は他国の内政に干渉したことはないと反論。カナダの主張は「あからさまな中傷」であり、カナダは「紛れもないうそつきで偽情報を拡散する国だ」と非難した。
また「カナダはしばらく前から、中国がカナダの政治家に対する偽情報を流していると誤った非難を展開しているが、直接的で実質的な証拠はなく、その行為自体が偽情報の拡散だ」と主張した。2国間関係の改善と発展に向けてカナダがさらに取り組むべきだとも述べた。
#加中(カナダ外務省「中国関与世論操作活動『スパムフラージュ』検知」・在カナダ中国大使館声明「中国は他国の内政に干渉したことはない」)
#カナダ
#加印(カナダ国籍シーク教有力指導者ハルディープ・シン・ニッジャル暗殺事件・トルドー首相「いかなる形であれ外国政府の関与の下、カナダ国籍者がカナダ国内で殺害されるのは我が国の主権に対する受け入れがたい侵害だ」・インド外務省「カナダ外交官追放」・インド「カナダ人へのビザ発給業務停止」「証拠が示されていない」・トルドー首相「『ファイブ・アイズ』の共有情報を通じて知った」・インド「カナダ外交官41人の国外退去要求」・ジョリー外相「インドに残る外交官は21人に減り、領事館での業務を縮小せざるをえない」「カナダ政府は外交規範を尊重し続け、この行為に応酬することはない」・英外務省報道官「インド政府の決定には同意できない」米国務省「ウィーン条約を守るよう望む」)