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天皇皇后両陛下が年の初めにさまざまな分野の研究者から講義を受けられる「講書始」が、皇居で行われました。

講書始は11日午前、皇居・宮殿の松の間で行われ、両陛下は皇族方や学術関係者などとともに3人の研究者から講義を受けられました。

はじめに、日本語学が専門の大阪大学金水敏名誉教授が、日本語では、会話文の末尾に「ますわ」とか「じゃ」などをつけて話し手の属性を示す「役割語」が他の言語にないほど発達し、小説やアニメなどで便利に使われる一方、課題もあることなどを説明しました。

続いて、刑事訴訟法学が専門の東京大学の井上正仁名誉教授が、科学技術の高度化に伴う刑事事件の捜査手法の進化と課題について論じました。

最後に、物理化学が専門の千葉大学の西川惠子名誉教授が、平均からのズレを表す「ゆらぎ」の概念を用いて物質の構造を探る研究について解説しました。

講義は1時間近くにわたって行われ、両陛下は時折うなずきながら耳を傾けられていました。

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