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内閣府が18日発表した2023年11月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比4.9%減だった。3カ月ぶりの減少。基調判断は13カ月連続で「足踏みがみられる」で維持した。前年比では5.0%減だった。
ロイターが事前にまとめた予測値は前月比0.8%減で、結果は予想より減少幅が大きかった。基調を示す3カ月移動平均はおおむね横ばいの動きが続いている。

製造業は前月比7.8%減の3774億円で、21年8月以来(3697億円)以来の低い水準。基調的に減少傾向となっている。業種別では「その他製造業」がマイナスに寄与した。前月に火水力原動機の大型案件があった反動が出た。「はん用・生産用機械」、「情報通信機械」などもマイナスに影響した。

非製造業(除く船舶・電力)は同0.4%減の4482億円。3カ月ぶりに減少したものの、基調的には上向きで「製造業とやや対照的な動きになっている」(内閣府の担当者)。「金融業・保険業」、「卸売業・小売業」、「情報サービス業」などが押し下げに影響した。

外需は前月比2.5%増の1兆2994億円で、2カ月ぶりに増加した。

機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。

内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。 https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/menu_juchu.html

#経済統計(日本・機械受注・11月・前月比4.9%減・判断13カ月連続「足踏み」維持)