英総選挙、マードック氏の大衆紙サンが労働党支持を表明 https://t.co/Ex6gwS67GK
— ロイター (@ReutersJapan) July 4, 2024
英大衆紙最大手サンは3日、英総選挙で最大野党の労働党を支持すると表明した。サンはメディア王として知られるルパート・マードック氏が所有している。
4日に行われる総選挙は労働党が世論調査で支持率優勢を保ち、14年ぶりの政権交代が予想される。
サン紙はネットに掲載した論説で「今こそ変革の時だ」と訴え、「(保守党)が直面している乗り越えられない問題というのは、14年間という混沌とした年月の間に国を運営することより自分たちの戦いに関心を持つ分裂した集団になってしまったということだ」と指摘した。
労働党に対しては、英紙フィナンシャル・タイムズやサンデー・タイムズも支持を表明している。
Today is Polling Day!
— Liz Truss (@trussliz) July 4, 2024
Polls are open now till 10pm 🗳️#VoteConservative pic.twitter.com/cM0C3xAvIe
Just voted. Polls open until 10pm. #VoteConservative pic.twitter.com/iY0EvmQFx7
— Liz Truss (@trussliz) July 4, 2024
インタビュー:ファラージ氏、英政治の現状打破へ長期戦 5年後にらむ https://t.co/JwE1K1ZGYU
— ロイター (@ReutersJapan) July 4, 2024
英右派政党「リフォームUK」のファラージ党首はロイターのインタビューで、英政治の現状打破を目指す考えを示し、4日実施の総選挙はその第一歩とした。
自身の初当選の可能性については、これまでの7回落選を踏まえ慎重な見方を示しつつも、確率は5割以上と予想した。
ファラージ氏は5年後に予定される次回選挙に照準を合わせ、長期戦を見据えている。「2029年をにらむと同時に、コモンセンス(良識)のための大衆運動を英国全土で起こすことを狙う長期目標に向けた最初の重要な一歩だ」と語った。
自身にとっての成功は、リフォームUKが5年後に、サイレントマジョリティー(物言わぬ多数派)」が望む英中道右派の「劇的な再編」のきっかけになることだという。
英国の欧州連合(EU)離脱運動の火付け役だったファラージ氏は、仏総選挙の初回投票でマリーヌ・ルペン氏の極右「国民連合(RN)」が首位となったことに注目。27年大統領選ではルペン氏が勝利すると予想する。
リフォームUKとRNは経済政策で大きく異なっているが、類似点もあるとし、いずれも国民のために政治エリートに対し立ち上がったと述べた。
リフォームUKが「家族、地域社会、国」に焦点を当て、政権に就く見通しの労働党に対抗する主要な声となった上で、大衆運動を起こすことを目指すとした。
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