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東京 渋谷駅周辺の路上で飲酒する人が後を絶たないことから、渋谷区は、10月1日から条例に基づいて年間を通じて路上飲酒を禁止する措置を行うことにしています。
都市部で路上飲酒を通年で禁止する条例が施行されるのは全国で初めてで、効果が注目されます。

渋谷駅の周辺では、去年新型コロナが5類に移行されたあと若者や外国人による路上飲酒が常態化し、空き缶などのゴミの放置や飲酒をめぐるトラブルが相次いでいます。

このため渋谷区は、2019年に制定したハロウィーンや年末年始に限って路上飲酒を禁止する条例をことし6月に改正し、禁止する期間を通年に拡大することにしました。

改正された条例は1日から施行され、渋谷駅周辺では年間を通じて午後6時から翌朝5時まで、路上や公園など公共の場での飲酒が禁止されます。

また、禁止する範囲も広がり、渋谷区役所の周辺や宮下公園の東側なども対象になります。

一方、罰則規定はありません。

都市部で路上飲酒を通年で禁止する条例が施行されるのは全国で初めてで、常態化する路上飲酒に歯止めをかけられるか効果が注目されます。

渋谷区は「これまでも路上飲酒をしないよう呼びかけていたが、条例に基づいて指導できるようになるので路上飲酒を抑制していきたい」と話しています。

東京と新大阪を結ぶ東海道新幹線は1日で開業から60年を迎え、東京駅では始発列車の出発にあわせて記念の式典が行われました。

東海道新幹線は、東京・名古屋・大阪の3大都市圏を結ぶ「夢の超特急」として、1964年に開催された東京オリンピックの直前の10月1日に東京と新大阪の間で開業しました。

開業から60年を迎え、1日朝、東京駅では、6時ちょうどの始発列車「のぞみ1号」の出発にあわせて記念の式典が行われました。

式典は開業の日に1番列車が出発したのと同じ19番ホームで行われ、関係者によるテープカットなどが行われました。

ホームには多くの鉄道ファンが訪れ、汽笛を合図に始発列車が出発すると、カメラで撮影したり手を振ったりして見送っていました。

東海道新幹線は、開業当時、それまで6時間半かかっていた東京と大阪の間を4時間で結び、暮らしや経済を支える大動脈として利用されてきました。

その間、車体の軽量化や空気抵抗の低減、カーブでも速度を落とさずに走ることができる装置の導入などが進められ、最高速度は時速210キロから285キロまで上がり、東京と新大阪の間は最短で2時間21分と、開業当時と比べておよそ1時間40分、短くなりました。

運んだ乗客の数はこの60年でおよそ70億人に上り、昨年度は1日当たりおよそ43万2000人、年間およそ1億5800万人だったということです。

今後は将来的な人手不足などを念頭に半自動運転の導入が検討されていて、JR東海は、引き続き安全性と高速性の向上に努めたいとしています。

東京駅には多くの鉄道ファン

東海道新幹線の開業60年を祝おうと、東京駅には、1日朝、多くの鉄道ファンが駆けつけました。

午前3時半に埼玉県内の自宅を出て駆けつけた14歳の男子中学生は、「せっかくなのでと思い早起きしてきました。旅行でよく利用していて親しみがあり、世界で最初の高速鉄道という魅力があります。日本を代表する存在です」と話しました。

都内に住む31歳の男性は「これまで安全に運行されてきたことがすごいと思います。両親の実家が関西で何度も使っていて、この新幹線の技術が海外に広がることを期待しています」と話しました。

千葉県から駆けつけた44歳の女性は「静岡に実家があっていつもお世話になっています。一時期、高速バスで帰省していましたが新幹線の方が楽です。 安全で本数も多く、なおかつ定時運行ですばらしいと思います。これからもよろしくお願いします」と話しました。

JR東海社長「安全第一にさらにブラッシュアップしていく」

記念の式典のあと、JR東海の丹羽俊介社長は「これまでおよそ70億人のお客様にご利用いただき感謝申し上げたい。安全、正確、快適、便利に磨きをかけてきたが今後も安全を第一にさらにブラッシュアップしていきたい。また今後10年はさまざまな環境の変化があると思うが、移動ニーズに応えていきたい」と話しました。

東海道新幹線 進化続ける車両

東海道新幹線では、この60年間、さらなる高速化に向けて車両も変化を続けてきました。

【0系】
初代は先頭車両の姿から「だんご鼻」の愛称で親しまれた「0系」で、当時の最高速度は時速210キロ、東京と新大阪を4時間で結んでいました。

100系
1985年には2代目の「100系」が登場し、2階建てのグリーン車や個室が導入され、最高速度は時速220キロになりました。

300系
劇的に高速化が進んだのは1992年に投入された3代目の「300系」で、車体はそれまでの鉄からアルミニウム合金に変わりました。

軽量化が進んだことで最高速度は一気に上がって時速270キロとなり、東京・新大阪間の所要時間は2時間30分と大幅に短縮されました。

【700系】
1999年に、長い鼻先から「カモノハシ」の愛称で親しまれた4代目の「700系」が登場。

N700系N700A
2007年には車体を傾けて走ることができる5代目の「N700系」が投入され、2013年には「N700A」となり、最高速度は時速285キロまで引き上げられました。

【N700S】
そして、2020年には最新となる6代目の「N700S」がデビューし、騒音や空気抵抗を低減させ、乗り心地のさらなる向上を実現させました。

リニア中央新幹線」整備計画進む

JR東海は、南海トラフ巨大地震を念頭に大地震に備えるため、東海道新幹線を残したうえで、3大都市圏を結ぶ大動脈を二重で確保しようと、「リニア中央新幹線」の整備計画を進めています。

最高速度は、時速500キロで、東海道新幹線に比べて▽東京・名古屋間はおよそ1時間短い40分、▽東京・新大阪間はおよそ1時間15分短い1時間7分で結ぶ計画です。

JR東海は、各地で工事を進めていて、東京・品川と名古屋を結ぶ区間は、当初2027年の開業を目指していましたが、水資源など環境への影響をめぐって静岡での工事が進まなかったため計画は大幅に遅れています。

静岡での工事は10年程度かかるとされ、仮に今すぐ着工したとしても開業は2034年以降になる見通しです。

京都府警察本部の白井利明本部長が、部下に対し「殺すぞ」と発言したなどという複数の訴えがあり、府警がパワーハラスメントの可能性があるとして、調査を進めていることが分かりました。本部長は取材に対し「個別の事案については回答を差し控える」とコメントしています。

京都府警によりますと、ことし8月から9月にかけて、白井本部長が、府警本部の庁舎内で部下から説明を受けている際に「殺すぞ」と発言するなど、不適切な言動があったという訴えが複数の職員から寄せられました。

府警ではハラスメント防止対策要綱で、優越的な関係を背景に業務上必要な範囲を超えた言動などを、パワーハラスメントと規定しています。

訴えを受けて府警の監察官室は、8月下旬から関係者への聞き取り調査を進めていて、警察庁にも報告しているということです。

白井本部長は、富山県警の本部長や警視庁の総務部長などを経て、2023年3月から京都府警の本部長を務めています。

本部長はNHKの取材に対し、総務課を通じて「個別の事案については回答を差し控える」とコメントしています。

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