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貿易紛争の解決などにあたるWTO世界貿易機関は、現職のオコンジョイウェアラ事務局長の再任を決めました。アメリカのトランプ次期大統領による保護主義的な政策への懸念が強まるなか、事務局長は声明で世界貿易の促進に力を入れると強調しました。

WTOのトップ、オコンジョイウェアラ事務局長の任期は2025年8月末までで、WTOは次の事務局長を選ぶ手続きを進めてきましたが、立候補を届け出たのは現職のオコンジョイウェアラ氏だけで、29日、一般理事会の特別会合で再任が承認されました。

2期目の任期は2025年9月から4年間となります。

世界の貿易をめぐっては、アメリカのトランプ次期大統領による保護主義的な政策への懸念が強まっていますが、事務局長は声明で「WTOは、加盟する国や地域が共通の世界的課題に取り組むための場を提供し続ける」と述べ、世界貿易の促進に力を入れると強調しました。

また、トランプ次期大統領が掲げる輸入品への関税の引き上げについては「計画の詳細が明らかになるまで発言するのは時期尚早だ」としたうえで、「新たな政権と協力するのを楽しみにしている」と述べました。