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北朝鮮キム・ジョンウン金正恩)総書記が、朝鮮労働党の重要会議で演説し、アメリカについて「最も反動的な国家であり、米日韓の同盟は、侵略的な核軍事ブロックへと膨張した」と述べ、改めて対決姿勢を強調しました。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、29日に党の重要会議である中央委員会総会の拡大会議が、12月23日から27日まで首都ピョンヤンで開かれ、来年の方針や人事などについて議論したと伝えました。

出席したキム総書記は、演説でアメリカは最も反動的な国家であり、米日韓の同盟は、侵略的な核軍事ブロックへと膨張し、大韓民国アメリカの反共の前哨基地へと転落した」と指摘しました。

また、演説の中でキム総書記がアメリカについて、「最も強硬な対応戦略を表明した」と伝えていて、改めて対決姿勢を強調した形ですが、核・ミサイル開発などについての具体的な言及は明らかになっていません。

一方、首相の人事では、キム・ドックン氏に代わり、最高人民会議の議長などを務めたパク・テソン氏が新たに任命されたとしています。

韓国の通信社、連合ニュースはパク氏について、キム総書記の最側近の1人で、人工衛星の打ち上げに関わる国の宇宙科学技術委員会の委員長も兼務しているとの見方を伝えています。

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#朝鮮半島(241229)

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