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天皇皇后両陛下が、年の初めにさまざまな分野の研究者から講義を受けられる「講書始」が皇居で行われました。

講書始は10日午前、皇居・宮殿の松の間で行われ、両陛下は皇族方や学術関係者などとともに3人の研究者から講義を受けられました。

はじめに、服装史学が専門の大阪大学の武田佐知子名誉教授が、古代の東アジアの国家では相互の関係を即座に見定められる衣服を身につけている必要があったとしたうえで、衣服は身分を可視化する標識や民族の表象であり、政治的意志の表明でもあったことなどを論じました。

続いて、国際経済学や動学的一般均衡理論が専門の京都大学矢野誠名誉教授が、自由に取り引きする機会が保証される「市場の質」の重要性を指摘したうえで、産業革命と呼ばれる現象が市場の質の変動とともに100年に1回程度の周期で繰り返されてきたメカニズムの解明に挑んでいることなどを説明しました。

最後に、免疫学が専門の東京大学の谷口維紹名誉教授が、「サイトカイン」と呼ばれる免疫を調整する分子群について、がんの免疫療法などで広く臨床に応用されていることなどを説明しました。

そのうえで、自然環境問題をはじめとした地球規模での「科学技術が生み出した問題」が露呈し始めており、解決方策を考えていくことの重要性がいまほど問われていることはないと論じました。

講義は1時間近くにわたって行われ、両陛下は熱心に耳を傾けられていました。

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