英政府、競争・市場庁議長を解任 経済成長を優先せず https://t.co/j6H04Sy3sw https://t.co/j6H04Sy3sw
— ロイター (@ReutersJapan) January 23, 2025
英政府は21日、競争・市場庁(CMA)のマーカス・ボッケリンク議長を解任した。ボッケリンク氏が経済成長を優先しなかったことを踏まえた措置。巨大IT企業を厳しく監督する英政府の取り組みが終了した可能性を伝える兆候とも読み取れる。
後任の議長には、米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tabの元英国部門責任者、ダグ・ガー氏が起用された。リーブス英財務相は、自身の「戦略的方向性」に沿った人事が必要だと主張した。
リーブス氏はスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムのイベントでボッケリンク氏について「彼は政府が進めている政策と戦略的方向性を共有する人物に道を譲る時期が到来したことを認識していた」と述べた。
一方、英国の規制緩和へ向けた動きを批判する向きもある。英国は伝統的に中小企業と消費者を保護するため、大企業に厳しい姿勢で臨んできた。
元競争当局高官で弁護士のトム・スミス氏は「政府はCMAに、ディールメーカーに対して緩い姿勢で対応してほしいという明確なシグナルを送っている」と述べた。
英労働党政権は、経済再生を求められる中、規制当局に対してビジネスを妨げている障壁を取り除くとともに経済成長に重点を置くよう求めている。
#イギリス(経済成長優先)
英ヘンリー王子「画期的勝利で和解」、メディアが違法行為認める https://t.co/C370Zbv5Xq https://t.co/C370Zbv5Xq
— ロイター (@ReutersJapan) January 22, 2025
英国のヘンリー王子(40)は22日、ルパート・マードック氏が率いる英新聞グループを相手にした訴訟で、新聞グループ側が大衆紙「ザ・サン」での違法行為を初めて認めたと明らかにした。多額の賠償金を支払う内容で和解したとし、「画期的な」勝利だと表明した。
ヘンリー王子側は、新聞グループ側がヘンリー王子の個人情報を違法に入手していたとして問題視。「ザ・サン」と「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」(廃刊)を発行していたニューズ・グループ・ニューズペーパーズ(NGN)を相手に、ロンドンの高等法院に提訴していた
新聞グループ側は今回の和解に際し、故ダイアナ妃の私生活への干渉があったことも認めた。関係筋によると、新聞グループ側が支払う賠償金は8桁にのぼるという。
裁判は今月21日に始まる予定だった。和解に際して、発行元は長年にわたって否定してきた「ザ・サン」で不正行為があったことも認めた。
和解が成立したことを受け、ヘンリー王子側の弁護士は、「(新聞グループ側が)1996年から2011年にザ・サン紙が王子の私生活に深刻な干渉をはかり、私立探偵による違法行為もあったことについて、全面的に謝罪する」との声明を読み上げた。「王子だけでなく、亡き母であるダイアナ妃の私生活に対する広範囲にわたる報道と深刻な干渉が、特に若い頃の王子に影響を与えたことについても(新聞グループ側が)王子に謝罪する」とも述べた。
英ハリー王子が大衆紙訴えた裁判 和解 会社が私生活侵害を謝罪https://t.co/kHnDMYA5Vq #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 22, 2025
イギリスのチャールズ国王の次男ハリー王子が、違法な情報収集によって記事を書かれたとして大衆紙の発行会社を訴えていた裁判で、会社側がハリー王子と母親のダイアナ元皇太子妃の私生活を侵害したことを認めて謝罪し、和解が成立しました。
ハリー王子は、イギリスの大衆紙「ザ・サン」が違法な手段で情報を集めて記事を書き、プライバシーを侵害されたなどとして、大衆紙の発行会社を相手取り、損害賠償を求める裁判を起こしていました。
審理が予定されていた22日、会社側は声明を発表し、大衆紙が雇った私立探偵の違法行為などによって1996年から2011年にかけてハリー王子の私生活を侵害したほか、母親のダイアナ元皇太子妃の私生活も侵害し、子どもだったハリー王子に影響を与えたなどとして謝罪し、和解が成立しました。
地元メディアは、会社側が多額の和解金を支払うと伝えています。
これを受けてハリー王子の弁護士は「画期的な勝利だ」としながらも、大衆紙による組織的な犯罪だとして、警察などの捜査を求めました。
「ザ・サン」の発行会社はメディア王として知られるルパート・マードック氏の一族の傘下にあり、この会社がかつてイギリスで発行していた大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」は、著名人のほか犯罪被害者の留守番電話に録音されたメッセージを盗聴していたことが明らかになり、2011年に廃刊に追い込まれました。
#英王室
#イギリス(250123)
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