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#米価高騰
#JA(中抜き)

みかんの収穫量が全国一の和歌山県では、今シーズン、みかんなどのかんきつ類の価格が高騰しています。

和歌山市にある産直市場では、温州みかんの出荷が始まる毎年9月ごろから、「不知火」などの品種が旬を迎える翌年の2月ごろまで、特産のかんきつ類が販売されています。

この店では生産者の決めた価格で販売されていますが、今シーズンの温州みかんは、1キロ当たりの平均価格が昨シーズンと比べて100円ほど高く、これまでで最も高い価格となっているというということです。

また、来月中旬に出荷の最盛期を迎える「不知火」や「ネーブルオレンジ」、それに「清見オレンジ」など、そのほかのかんきつ類も昨シーズンと比べて3割ほど価格が上がっているということです。

店などによりますと、今シーズンは全国的にかんきつ類の収穫量が減少している一方で経費は増えていて、生産者からは、販売価格に反映せざるをえないといった声が聞かれるということです。

訪れた客は「毎年、親しい人にお歳暮でみかんを贈っていますが、今までの5キロから3キロに減らしました」と話していました。

「産直市場よってって狐島店」の武石一真店長は「みかんは手軽に食べてもらいたいので、価格を上げることは心苦しいですが、燃料や資材も上がっている中、しかたなく値上げしています」と話していました。

猛暑やカメムシ大量発生などで収穫量減少

和歌山県海南市は、収穫されたみかんを蔵で熟成させた「蔵出しみかん」が特産で、今月、出荷の最盛期を迎えています。

今シーズンは多くの実がなる「表年」にあたりますが、海南市下津町の農園では、実が少なくなる「裏年」だった昨シーズンよりも収穫量は2割ほど減少したということです。

収穫量の減少は、猛暑の強い日ざしや乾燥で実の水分が抜けたり割れたりして、出荷できない実が例年より多かったためだということです。

和歌山地方気象台によりますと、去年6月から8月にかけての3か月間の平均気温は、和歌山市で平年より1.2度高い27.5度となるなど、過去最高を更新しています。

猛暑のほかにも、去年は実をつける春から夏にかけてカメムシが大量発生し、実が大きくなる前に落ちてしまう被害もあったということです。

「藤原農園」の藤原良太さんは「水をたっぷりやるなどして工夫していますが、夏場の暑さは対策が難しい部分もあります。来シーズンは消費者に安定してみかんを届けたいです」と話していました。

和歌山県果樹園芸課の武田知明さんは今シーズンのかんきつ類はいずれも高値が続く見通しとしたうえで、「来シーズンの和歌山は『裏年』で、収穫量が減る可能性があり、生産者には品質の向上につながるような設備の導入を支援したい。また、気温が高くても安定して生産できる品種や新たな技術の開発を今後、目指していきたい」と話していました。

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#食事#おやつ#レシピ