イスラエル高官 米で停戦など協議か ガザ地区に攻撃続ける中https://t.co/osiM0Vh1Pm #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) June 30, 2025
イスラエル軍が連日、ガザ地区への激しい攻撃を続ける中、イスラエル政府の高官がアメリカを訪れてイスラム組織ハマスとの停戦などについて協議すると伝えられています。イスラエルとハマスとの隔たりが大きいなか、協議が進展するかが注目されています。
イスラエル軍は30日もガザ地区北部の住民に対し新たに退避通告を出し、その後、激しい空爆を行っていて、パレスチナのメディアは、多くの人が訪れていたガザ市の海沿いのカフェが爆撃を受け、少なくとも33人が死亡したと伝えています。
また、ガザ地区の保健当局は、30日、これまでの死者が5万6531人に上ったと発表しました。
連日の攻撃で住民の犠牲が増え続ける中、アメリカのトランプ大統領はイスラエルとハマスの双方に「ガザ地区でディールせよ」と停戦に応じるよう圧力をかけています。
イスラエルの有力紙ハーレツによりますと、30日にはネタニヤフ首相の側近のデルメル戦略問題相がアメリカの首都ワシントンを訪れ、トランプ政権の高官とガザ地区での停戦などについて協議を行うということです。
イスラエルのメディアはアメリカが60日間停戦しハマス側がとらえている人質を2回に分けて解放する案を提示していると伝えていますが、あくまでハマスの壊滅を目指すイスラエルと、戦闘の完全な終結を求めるハマスとの隔たりは大きく、協議が進展するかが注目されています。
米報道官 “ネタニヤフ首相とトランプ大統領の会談も調整”
アメリカ・ホワイトハウスのレビット報道官は30日、記者会見で、イスラエルのネタニヤフ首相の側近のデルメル戦略問題相が今週、首都ワシントンのホワイトハウスで高官と協議を行うと明らかにしました。
ガザ地区の停戦をめぐる協議についての質問に答えたもので、レビット報道官はトランプ大統領が人質全員の帰還や戦闘終結の実現のため、懸命に努力を続けていると強調しました。
そして「イスラエルのネタニヤフ首相がワシントンに来て大統領と会談することに関心を示していることは承知している。日程を調整している」と述べ、ネタニヤフ首相とトランプ大統領の会談も調整が行われていることを明らかにしました。
「イスラエル軍に死を」、英音楽祭でのコールが物議 BBCの対応にも非難 https://t.co/UxGxOIjjzZ https://t.co/UxGxOIjjzZ
— ロイター (@ReutersJapan) June 30, 2025
【トランプ大統領、対シリア制裁を解除する大統領令に署名】
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) July 1, 2025
🇺🇸🇸🇾米国のトランプ大統領は、2004年から実施されていたシリアに対する制裁を7月1日付で解除する大統領令に署名した。ホワイトハウスが声明を発表した。… pic.twitter.com/BFPMStCCzV
🇺🇸🇸🇾米国のトランプ大統領は、2004年から実施されていたシリアに対する制裁を7月1日付で解除する大統領令に署名した。ホワイトハウスが声明を発表した。
🗨️「大統領令では、シリアに対する制裁を解除する一方で、(シリア前大統領の)アサド氏、その側近、人権侵害者、麻薬密売人、化学兵器の開発に関与した個人に対する制裁は維持する」
また、この大統領令では、米国務省がテロ支援国家としてのシリアの指定を見直すだけでなく、シリアの安定と平和を支援するため、「国連における制裁緩和の可能性を検討する」必要があると指摘されている。
トランプ大統領 シリア制裁の大半を解除 大統領令に署名https://t.co/yngjbyzz6w #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 1, 2025
メリカのトランプ大統領は、中東のシリアに科していた制裁の大半を解除する大統領令に署名しました。併せて、シリアに対するテロ支援国家の指定を見直すようルビオ国務長官に指示し、シリアの復興を支援する立場を改めて強調しました。
中東のシリアでは、2024年12月に親子2代にわたって半世紀以上続いたアサド政権が崩壊し、反政府勢力の指導者だったシャラア暫定大統領率いる暫定政権が新たな国づくりを進めています。
トランプ大統領は6月30日、シャラア暫定政権による、この半年間の取り組みを評価するとして、シリアに科していた制裁の大半を解除する大統領令に署名しました。
ただ、アサド前大統領や側近、それに化学兵器の使用に関わった人物らに対する制裁は、今後も維持するとしています。
また、併せて大統領令では、シリアに対する「テロ支援国家」の指定を見直すことなどをルビオ国務長官に指示しています。
トランプ大統領はことし5月、サウジアラビア訪問中に、シリアのシャラア暫定大統領と会談し、制裁解除の意向を伝えていました。
今回の大統領令の署名について、ホワイトハウスのレビット報道官は、30日の会見で「シリアの安定と平和への道を促し、支援するものだ」と述べて、シリアの復興を支援する立場を改めて強調しました。シリア暫定政権の外相「重要な転換点になる」
アメリカのトランプ大統領がシリアに科していた制裁の大半を解除する大統領令に署名したことを受けて、シリアの暫定政権のシェイバニ外相は30日、SNSを更新し「この決定はシリアが安定し、繁栄し、国際社会に開かれるという新たな段階に入る道を開く極めて重要な転換点になる。経済の復興に向けた大きな障害が取り除かれ、復興や開発のための待望されていた機会が訪れる」と歓迎しました。
#中東(250701)