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10月5日「慈心と仁心」

器量が大きそうに見える人で、ときどき「断」を欠く人物がある。
人物は見識と勇気をもってよく断じなければ実行が立たない。特に悪を除くのに対して、気が弱く、同情心などからぐずぐずしていると、大罪悪を犯すことになる。
この同情心、甘やかす心を慈心とし、これに対する大きな天地生成化育の心を仁心とし、仁心によってよく断ずることができる。

五醫

費を省いて貧を醫(いや)す
静坐して躁を醫す
縁に隨(したが)って愁を醫す
茶を煎じて倦を醫す
書を讀みて俗を醫す
(格言聯璧)

現代の病的生活を救う好医療である。
名医はちゃんと自己内奥の浄室に居るのである。
書を読みて云々は只何の書でもよいというのではない。
勿論聖賢の書のことである。
この五医、自他の病状如何で
どのようにも匙加減が出来る。

欲を少なくして迷を醫す
事を省いて忙を醫す
客を謝して煩を醫す
山に對(たい)して疲を醫す
書を讀んで俗を醫す
も好かろう。
(百朝集)

百朝集その35.煩を厭うな

煩を厭ふは是れ人の大病。是れ人事の廃弛し、功業の成らざる所以なり。
蓋(けだ)し事物の応接煩多と雖(いえど)も、皆是れ吾人当に為すべき所、分内の事なり。
但だ序に循って漸為せば、則ち心を苦しめ力を労するの患無くして、行を果たし事をなすの功有り。
程子曰く、是れ事・心を累するに非ず。却つて是れ心・事に累せらるるなりと。
朱子曰く、学者常に細務を親(みずか)らすると要す。心をして粗ならしむるなかれと。
此等の言、放惰にして事を厭ふ者の戒と為すべし。
今の学者往々煩を厭ふの病有り。終に事を做さざる所以なり。
貝原益軒『慎思録』)

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