森友文書 4回目の開示 財務省提案の対応内容など明らかにhttps://t.co/wBpTEajhvJ #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 8, 2025
森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さんの妻に、8日、関連文書の4回目の開示が行われました。
今回の開示では、国会審議の混乱を避けるため財務省から学園側に提案していた対応の内容などが明らかになりました。
森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ、2018年に自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんに対し、財務省は、8日新たに赤木さんがやりとりしたメールなどあわせておよそ2万5000ページの文書を開示しました。
この中には、問題が発覚した2017年2月に行われた野党の国会議員の現地視察の前日に、財務省理財局が近畿財務局に対して学園側の弁護士と当日の対応をすりあわせるよう指示するメールも含まれていました。
メールでは財務局に対して「こっそり学園に足を運んでほしい」などとしたうえで、弁護士との間で、土地の購入に関する国とのやりとりを「覚えていない」と説明することや、籠池泰典前理事長を視察に立ち会わせず、「出張でいない」とすることなどを調整するよう求めています。
財務省の調査報告書では、国会審議への影響を懸念して、学園側に現地視察に際しての対応を提案していたことが明らかになっていましたが、今回の文書で、その詳細が明らかになったかたちです。
次の開示はことし12月に行われる予定です。
#日本(251009)