【民法学習のポイント】
— 高野泰衡@加藤ゼミナール・司法試験予備試験講師 (@YasuhiraTakano) December 3, 2025
司法試験・予備試験における民法は、単なる暗記科目ではありません。試験では「請求型」の事例問題が中心となり、単に知識を問うのではなく、問題解決の思考力が問われます
だからこそ、以下のポイントを意識して学習に取り組んでください… pic.twitter.com/ewVtAxGOFF
【民法学習のポイント】
司法試験・予備試験における民法は、単なる暗記科目ではありません。試験では「請求型」の事例問題が中心となり、単に知識を問うのではなく、問題解決の思考力が問われます
だからこそ、以下のポイントを意識して学習に取り組んでくださいまず大事なのは、問題解決の思考の枠組みを覚えることです
当事者の生の利益主張を、法的な請求権に置き換え、それを定めた条文を探し出し、そこに定められた要件を提示して、問題文に示された事実をあてはめて、その請求が認められるか否かを導いていく
この基本的な思考パターンを習得していくことが重要ですまた民法の事例問題では、当事者の「主張」とそれに対する「反論」の応酬を意識することが不可欠です
事例を読んだら、誰がどんな権利を主張し、それに対して相手がどんな反論をするか、頭の中でキャッチボールをイメージしましょうそして、民法を勉強する際には、全体像(民法ワールド)をつかむことが大切です
個別の制度や条文を単発で覚えるのではなく、それぞれがどんな役割を果たしているのか、法律全体の中での位置づけを理解するようにしてください
これにより、知識がバラバラにならず、体系的に整理できますまた、勉強の初期段階では、単純なCASE(事例)で具体的イメージを持つことをお勧めします
抽象的な概念を頭で理解しようとしても、ピンとこないことが多いものです
まずはシンプルな事例で、「この条文はこんな場面で使うんだ」と、条文が実際に使われる場面を学んでくださいさらに、民法の学習では、他の科目以上に、条文に慣れること、引き慣れることが重要です
民法の条文は、他の法律に比べて多く、試験本番で条文の位置や概ねの内容が頭に入っていないと、解答速度も精度も落ちてしまいます
普段から条文を繰り返し読み、自分の手で六法を引く練習を積みましょう民法の理解を深めるには、単に条文を暗記するのではなく、趣旨、原理・原則から考える姿勢が不可欠です
条文の背後にある「なぜそう規定するのか」という理由を掴むことで、理解が進み、適切に条文を使えるようになりますまた、民法には多くの「原則修正パターン」があります
例えば、条文を形式的に当てはめると不都合な結果になってしまうことから、条文の趣旨や原理・原則に遡って、妥当な結論になるように修正をする、といったものです
この「原則→修正」という構造を意識して整理すると、論点の整理が非常に楽になります民法は試験範囲が広く、学習分量も多いため、全てを完璧に覚えようとすると心が折れてしまうこともあります
大切なのは、分量に負けないメリハリをつけること
全体像や重要分野を優先的に学習し、出題頻度の低い部分は概略に留めるなど、戦略的に取り組んでください結局のところ、誤解を恐れずに言えば、民法の問題は全て、「誰の、誰に対する、どんな権利が、どうなったか」を問うものです
これを、静的安全と動的安全(取引の安全)の調和という観点で明らかにすることが、答案作成のゴールです
この視点を常に頭に置き、学習や答案練習に取り組んでください民法という科目は、法律問題を解決する様々な要素がバランスよく盛り込まれており、民法で習得した法的思考、問題解決の技法は他の科目でも活かしていくことができます
「民法を制するものは、司法試験を制する」
といわれる所以です
結局のところ、民法はこれ↓ pic.twitter.com/XplEl7UeVp
— 高野泰衡@加藤ゼミナール・司法試験予備試験講師 (@YasuhiraTakano) December 4, 2025
審議会方式はもう限界がきてるのかもしれない。立法や重要施策は政治家が国民の代表として国会の委員会で公の場で議論し、必要があれば専門家を公聴会に呼んで直接に内容を詰めるべきだろう。政治家が学識経験者を批判の矢面に立たせて官僚を使って裏から影響力を行使しているのはどうかと思う。
— Masahiko Kinoshita (@Con_Law_Masa) December 3, 2025
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