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ペルーの国会は17日、中国実業家との会合を巡るスキャンダルで、ヘリ大統領の罷免を決定した。国会は昨年10月にボルアルテ前大統領を罷免した。後継のヘリ氏も就任わずか4カ月で罷免された。これで3代大統領が罷免されたことになり、政治の不安定が続く。

票決は罷免賛成が75、反対24人、棄権3だった。大統領の罷免は3分の2の賛成が必要だが、ヘリ氏は暫定大統領だったため、単純過半数で罷免が決定した。ヘリ氏は採決結果を尊重すると述べた。議会は今後、大統領職を兼任する国会議長を選出する。

今回の問題は、ヘリ氏が、店舗やエネルギー事業の権益を有する中国系実業家との会合が発覚したことが発端。会合は公表されていなかった。

相次ぐ大統領罷免は、政府が犯罪や汚職といった有権者の懸念に対処できず、議会は不人気な指導者を解任することで支持を得ようとする実態を浮き彫りにする。結局、問題解決の時間や権限が乏しい短命政権の循環に陥っている。

4月12日の大統領選挙、議会選挙を前に、政党間のつばぜり合いが予想され、政治の迷走が予想される。

米ワシントンのシンクタンク、インター・アメリカン・ダイアログ(IAG)のマイケル・シフター代表は、ヘリ大統領の罷免について「選挙戦略だけが見て取れる。多くの議員がヘリ氏支持が選挙に不利と判断し、行動せざるを得なかった」と指摘した。

南米ペルーの大統領が中国人実業家との癒着の疑惑を理由に罷免されました。ペルーでは大統領が3人連続で罷免される事態となっています。

ペルーでは17日、ヘリ大統領について中国人実業家との癒着の疑惑を理由に大統領の罷免を求める動議が議会に提出され、賛成75、反対24の賛成多数で可決されました。

ヘリ大統領をめぐっては中国人実業家と密会し、何らかの利益誘導をしていたとして汚職の疑いが浮上していました。

地元メディアはこの中国人実業家について飲食店のほか建設業など複数の会社を経営し、3年前には水力発電のプロジェクトを受注したものの、大幅な遅れが問題になっていたなどと伝えています。

ペルーでは去年10月に前の大統領が、犯罪対策の不備などを理由に罷免されたのを受けて、議長のヘリ氏が大統領に就任しましたが、わずか4か月で失職となりました。

ペルーの大統領が罷免されるのは3人連続で、地元紙は「この10年で8回目の大統領交代」と伝えています。

ペルーでは4月には大統領選挙が予定されていて、おととし亡くなったフジモリ元大統領の長女のケイコ・フジモリ氏が立候補する意向を示しています。

#ペルー


#中南米(260218)

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