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南米ペルーの議会は7日、汚職疑惑が浮上したカスティジョ大統領に対する弾劾決議案の採決を行い、3分の2を上回る賛成で可決しました。

カスティジョ氏は採決を前に議会解散などを宣言したため、捜査当局が憲法違反だとしてカスティジョ氏を拘束したと地元メディアは伝えています。

小学校の教師出身で左派のペドロ・カスティジョ氏は去年6月に行われた大統領選挙の決選投票でフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏に僅差で勝利し、大統領に就任しました。

しかし政権発足以降、閣僚の人選などを巡って野党と激しく対立し、政府が絡む工事の入札でカスティジョ大統領が特定の企業に便宜を図った汚職疑惑も浮上し、不安定な政権運営が続いていました。

こうした中、カスティジョ大統領は7日、テレビで演説を行い、議会の解散や臨時政府の設置、夜間の外出禁止などを突如、宣言しました。

背景にはその直後にカスティジョ大統領に対する弾劾決議案の採決が議会で予定されていたことがあるとみられていますが、議会は採決を決行し、3分の2を上回る賛成で可決しました。

これによってカスティジョ氏は失職し、後任にボルアルテ副大統領が就任しました。

一方、捜査当局はカスティジョ氏が行った議会解散などの宣言は「憲法違反だ」との見解を示し、地元メディアはカスティジョ氏が捜査当局に拘束されたと伝えています。

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