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ペルーの議会では、ビスカラ大統領に対して南部のモケグア県の知事をしていた2011年から2014年の間に、公共事業を発注した企業から多額の賄賂を受け取った疑いがあるなどとして、罷免決議案が提出され審議が進められていました。

議会では9日、罷免決議案の採決が行われ、ビスカラ大統領は「賄賂を受け取った事実はないし、国民を不安にさせる最悪の行為だ」と主張しましたが、結局、3分の2以上の賛成で可決しました。

ビスカラ氏は2018年に、汚職への関与が問われた前のクチンスキー大統領が罷免寸前に辞職したことを受けて、副大統領から大統領に就任しました。

大統領就任後は反汚職運動を進め、国民からの支持を得る一方、当時議会で多数を占めていたフジモリ元大統領派の野党などと対立し、これまで複数回にわたって議会に罷免決議案が提出されてきました。

ペルーでは、今後、暫定の大統領が就任することになりますが、来年4月には、大統領選挙が予定されていて、ビスカラ氏と対立したフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏などが立候補するとみられ、さらなる混乱も懸念されます。

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