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Twitter Newsweek_JAPAN おはようございます。本日発売Newsweek日本版5月14日
おはようございます。本日発売Newsweek日本版5月14日号の特集は何と歌舞伎!歌舞伎座の新装、名役者たちの相次ぐ死…変革期を迎えた今だからこそ、この「日本最高のエンタメ」に注目すべき理由を探りました。 市川海老蔵特別インタビューも。http://www.newsweekjapan.jp/magazine/100159.php
『伊達の十役』を上演したのは2回とも新橋演舞場(東京)でしたが、南座はいかがですか?
「劇場の中は小さいけど、外観は趣があっていいですね。それに劇場の外、京都の街がいいじゃないですか、綺麗だし、空気いいし、歴史もあるしね。朝早く起きて、お寺巡ってみたりして、昼下がりから芝居観て、終わったら一杯飲みに行って。恋人同士や仲のいい女同士でくるといいんじゃない。あっ、でもね、男の人がひとりでぷらっと『伊達の十役』観にきたらカッコいいと思うよ。見終わったあと“なんか凄かったな”と感じてもらえると思うし、面白いから。で、先斗町とか祇園の“一見さんお断り”みたいな店に、勇気を出して入って一杯飲んでみるとかね。京都は夜、楽しまないと」
京都ならではの歌舞伎観劇の醍醐味が味わえそうですね。
「やっぱり京都はいいですよ。あのJR東海のCMはよくできてるよね。(とCMソングを口ずさみながら)“そうだ、京都行こう。”って、あれやりたいなぁ〜。“JR東海”ってCMで言いたい(笑)」
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言葉が作り上げる姿とは、肉眼に見える姿ではないが、心にはまざまざと映ずる像には違いない。万葉歌の働きは、読む者の想像裡に、万葉人の命の姿を持込むというに尽きる。これを無視して、古の大義はおろか、どんな意味合が伝えられるものではない。「万葉」の秀歌は、言わばその絶対的な姿で立ち、一人歩きをしている。その似せ物を作るのは、難しいどころの段ではなかろう。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130501#1367416163
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130121#1358781250
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臨床心理学者の河合隼雄さん(1928〜2007年)にちなんだ「河合隼雄物語賞・学芸賞」創設を記念した公開インタビューのテーマは「魂を観(み)る、魂を書く」。
−−物語とは?
「人間はそれぞれに自分が主人公の複雑な物語を魂の中に持っている。それを本当の物語にするには相対化する必要がある。小説家がやるのは、そのモデルを提供すること。魂のネットワークを作りたい、という気持ちです。僕の物語とあなたの物語が共鳴する。それでネットワークができて物語が相対化され、奥行きや深みが生まれる。それが物語の力です」
−−人と人は真につながれるのか?という問いがある
「今回は生身の人間に対する興味が途中からすごく出てきた。人間と人間のつながりに強い関心、共感を持つようになった。これまで僕の小説は1対1の関係が多かった。だから5人というユニットが今回非常に意味を持つ。本当に人が傷ついたら、それ(=傷)を見られないですよね。隠したいし忘れたい。そういう時期がある。人は傷を受け心をふさぎ、時間がたつと少し開いて…ということを繰り返し成長していく。この小説は一つの成長物語。成長するには傷も大きく、トラウマも深くないといけない」
実は私も20年来のファンで、彼の作品はだいたい読んできた。また、村上春樹氏の小説は、臨床心理学的に大変興味深いという。ほとんどの作品で、彼の描く人物の行動、内容は、臨床家から見ると深い意味を感じさせるという。
私の知り合いの臨床家はそう語っていた。ただし『ノルウェイの森』だけは違う、とは言っていたが――。
日本のユング派臨床心理学の大家であった故河合隼雄氏とも、村上氏は長く親交があった。先日京都大学で行われた村上氏へのインタビューで、氏は「物語を書くには、人の心の深いところまで降りていく必要がある。その意味では、臨床心理と自分が物語を書くことには共通点がある」と語っていた。
私もそれには100%同意する。氏の描こうとするものは、いつも根源的で魅力的だ。だが、その描き方については疑問がある。そしてそのことは、今の日本社会が抱えている問題や、日本の会社組織が直面している問題と深く関わっているのだ。
氏の小説の主人公は、基本的には「他人と関わることを避ける」ように振る舞っている。新作の『色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年』にしてもそうだ。孤独に身を鎮めて、物事を客観的に見ようとする主人公は、彼の多くの作品に共通する。
そして、彼の紡ぐストーリーの中では、そんな「共同体から離れたがっている主人公」は黙っていても、色々な人からアプローチを受ける。そして他者との関係を深めていくのだ。気が付くと、主人公はその関係性の要となってストーリーが進んでいく。
むしろ、今日本人が求めているのは、どのようにコミットメントするか――つまり、どのように自ら望んで関係を構築するか――であるはずだ。
私たちの課題は、いかにして魅力的な共同体を自発的に形成できるかにかかっている。
文学とは、それを模索する格好の実験場であるはずだ。しかし、村上春樹氏をしても、それを描きせしめるには至っていない。氏に描く気があるのかどうかすらわからない。
ならば――極論ではあるが――、「仲間を増やすことの意義」を単純に、ストレートに、だが圧倒的な説得力を持って描いている人気漫画『ONE PIECE』のほうが、現代日本人にとっての文学的価値は高いのかも知れない。
主人公のルフィは大変な労力をかけて仲間を守り、増やし、信じ続ける。そしてそんなルフィの「魅力」にまた周囲も引き寄せられる。自らが進んでコミットする共同体が「創発」(emergent)しているのだ。
もしかすると、日本の新しい共同体を考えるヒントは、そんなところにあるのかもしれない。
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Twitter paku_ldv 今年はよくよく生牡蠣を食べました。シーズンの〆(たぶん)は、
今年はよくよく生牡蠣を食べました。シーズンの〆(たぶん)は、新橋のガード下にできたジャックポットかき小屋!ジャックポットワンスモア! http://p.twipple.jp/V5yIV
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これは、ヨーロッパの信用不安の影響などで世界的に需要が減少した、鉄鉱石や石炭などの資源価格が値下がりしたことで、各社が収益源としていた資源の販売に伴う利益が減少したためで、好調だった業績にブレーキがかかった形です。
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格差問題とは距離を取っていた FRBが直面する路線変更|金融市場異論百出|ダイヤモンド・オンライン
J・Z・ミューラー米カトリック大学教授は、資本主義における格差拡大は必然的副産物であり、特にグローバル化、金融化されたポスト工業化資本主義では、機会平等が広がっても格差は大きくなると指摘している。個人やコミュニティによって、経済の発展や進歩の機会を利用する巧拙に大きな差があるからだ(「フォーリン・アフェアーズ」13年3・4月号)。従来、多くの中央銀行家は格差問題とは距離を取っていた。金融政策でそれを解消することはできないからである。しかし、米国のようにここ数十年でこれほど激しく格差が広がると、考えを変える必要が生じてくる。
例えば、S・B・ラスキンFRB理事は4月18日に、「所得や資産の格差の議論は、金融危機やその後の回復および今日の金融政策のあるべきコースをマクロ的に理解することにつながる」と述べた。
米国の中低所得層の実質賃金の伸びは、過去30年、非常に緩慢だった。同時にそういった家庭でも借金で住宅を購入できる仕組みが整備されたため、彼らの住宅価格に対するエクスポージャーは劇的に高まった。そこを住宅価格暴落が襲った。彼らが受けた打撃は凄まじく、それがリセッションからの回復を遅らせてきた。
10年時点で、所得階層の上位20%の家庭が持つ資産における住宅の比率は15%だが、中低所得層の場合は70%に近い。対照的に彼らは株式はほんのわずかしか持っておらず、株価が上昇しても恩恵は受けていない。それ故、今は住宅市場の回復を支える政策が大事だと同理事は主張している。
ミューラー教授が言うように、ポスト工業化資本主義で格差が拡大しやすいのであれば、日本の金融政策もいずれその問題に直面する恐れがある。また、賃金の伸びが低くなりがちな中低所得層は、米国のようにインフレによって生活が圧迫されやすくなる恐れがあるだけに注意が必要である。
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中国による金輸入は3月まで2カ月連続で大きく増加し、今後も急拡大すると予想される。経済の不透明感がある中安全資産として考えられているばかりでなく、4月に価格が2年ぶりの水準に下落したことで投資家にとって魅力が増している。
中国黄金協会の張炳南秘書長(事務局長)はロイターに対し、「現物需要がここ数週間でかなり高まっている。消費者と実需筋は価格の下落を購入の機会だと見る傾向がある」と指摘した。
「他の投資対象が限られているので、金投資の需要も今年いっぱい強いままだろう」と予想している。
また、張氏は今年第1・四半期の中国国内の金購入量は前年同期の255.2トンから10─15%伸びただろうと語った。
香港政府統計局の7日公表の統計によると、香港から中国本土への3月の金の純輸入量は223.519トンとなり、2月の97.106トンの倍以上となった。
同月には上海の金先物価格は現物に対して30ドル以上のプレミアムがついており、海外で現物を購入する方が安くなっている。
4月は国際的な価格が低下したことで、アジアでは熱狂的な金買いが起こり、中国の主な金輸入先のシンガポールや香港などでは延べ棒や金貨が店頭で品切れ状態となった。この結果、4月の中国の金輸入は大幅に増加する可能性がある。
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、世界第1の金購入国であるインドと第2位の中国は世界の金需要の3分の1以上を占める。2012年に中国の金産出量は403トンとなったが、需要は832.2トンと倍以上となった。
金価格 は中銀による売却や上場投資信託(ETF)からの流出をめぐる懸念で4月16日に1オンス=1321ドルとなり、2年超ぶりの安値をつけた。7日は1460ドル近辺で取引されている。
価格の下落は中国国内でも「ゴールドラッシュ」を起こしている。
香港の宝石小売り周大福珠宝(1929.HK: 株価, 企業情報, レポート)の広報によると、メーデーの3連休には、中国本土の店舗での来客数は通常の1.5倍となった。
中国経済が依然不安定な中、投資家は安全資産としての金への投資を今後も増加させる可能性がある。
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ポールソン氏の金ファンド、4月運用実績はマイナス27% 相場急落が重し
年初来では約47%のマイナスになるという。
金ファンドの運用資金のほとんどはポールソン氏自身の資金とみられている。
関係筋によると、同氏の「アドバンテージ・ファンド」は、金相場の急落が主因となり、4月の運用成績がマイナス0.8%となった。年初来ではプラス2.5%だという。
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アインホーン氏はまた、日銀の「異次元緩和」を含むこのところの動きは、円安が進行し金価格が上昇するとの自身の長期展望を裏付けるものとの見方を示し、4月に見られた金価格下落については「幾分驚いた」と述べた。