猪瀬直樹:2008年は「フラットな世界」を乗り切るための改革を
いまの時代、それぞれの地域が、世界と対決していかなくてはいけない。自立し、自らが価値を生み出す力を身につけないと、世界のフラット化に呑み込まれてしまう。中央政府が“バラまき”をして地方をけん引する構造は時代遅れだ。
官僚中心の政治が復活してしまった。*1
政策も大きくは違わない。むしろ大連立して個人の力が試されるようにしたほうがいい。大事なのは責任を持ってやってもらうことだ。
「ダメにならない」ためには、個人がそれぞれ世界と対峙し、自分たちで仕事を生み出せるようにするための改革が必要だ。政府にすがり「何かよこせ」をつづけていたら、とてもではないが「フラット化する世界」では耐えていけない。