2008-03-01 ■ 哲学 哲学 ポストモダン問い直す 志紀島氏の基本的立場は「現状変革の思想だったポストモダンは、動物化した人間の現状肯定になってしまった。ポストモダンは裏切られた」 <中略> 精神分析医の斎藤環氏は「ポストモダンは『主体』概念が無効になった時代。 <中略> 精神分析とポストモダンの語彙は関係が深い。「スキゾ(分裂型)・パラノ(偏執型)」が八〇年代を象徴したが、今は、重人格、解離性障害、ひきこもりなど多様な症状が顕在化している。 (日経新聞朝刊) http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080122