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藤沢久美さん シンクタンク・ソフィアバンク 副代表

最終的に4、5社くらいの候補企業が残って、「どこに売る?」「どうしよう?」って。そのうちのひとつがS&Pだったんです。でも実は、提示金額は一番安かったんですよ。それにね……

佐々木

田坂さんが声をかけられたんだと思ってました。

藤沢

いや、違いますよ、私が飛び込みで。

現場の知恵をネットワークしているんです。知恵のネットワーク・バンクのような。

究極は「一人ひとりの人が、自分の生き方をちゃんと持って、それで社会に働きかけていく」っていう、そういう生活スタイルを持ってほしいと思っています。

私、もともと出不精なんですよ。だからね、セミナーとかも行かないし。飲み会とかもあんまり行かないんです。

キャリナビ CARINAVI since 1999 【藤沢久美さん[シンクタンク・ディレクター]】

藤沢さん: いつも私、コンプレックスの中にいるんです。先程言ったように、高校、大学受験を失敗し、就職する時も、アナリストになりたくて就職したのですが、一番地味な企画部門に配属されてしまいました。同期はアナリストとか、ファンドマネージャーとか、会社の中では花形の部署にいるのに、私は企画部門ですよね。こんな仕事をしたいわけじゃないのに、って半年くらい泣いていました。しかも私は経済学部などを出てはいないので、専門用語が全く分からなかったんです。先輩には馬鹿扱いされてショックでした。

藤沢久美 - Wikipedia