宮田秀明の「経営の設計学」画期的な公務員制度改革に注視しよう
抜本的な改革がなされるよう、マスメディアは勇気を持ってキャンペーンを張ってほしい。
産経は昔「行政改革に反対する国会議員は落選させましょう」とキャンペーンを張っていたのだが、今では検察−読売とつるんで守旧派に回っている。エスタブリッシュメント気分だ。
このプロジェクトを始める時、担当局長と会った。私は言った。「いい仕事をするためにはジコチューはいけませんね」。
彼は意外な言葉を私に返した。「人間みんなジコチューだから」。
風穴を開けるくらいでは効果は薄いので、ドラスティックに一定規模の中途採用などを進めるべきだろう。小規模の中途採用では、既存の古い勢力に簡単につぶされる恐れがある。