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【蛙の遠めがね】石井英夫 鳥の遼太郎、虫の周五郎

じつは以前に担当していた産経抄を書くとき、常に心がけていたことはその2つの見方を忘れないことだった。「鳥の目」と「虫の目」を使い分けてコラムを執筆するモノサシにしてきたからである。

どっちが上等でどっちが下等というものではない。

巨視と微視、それは国の戦略を立てる場合も必要不可欠な見方ではないか。