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春秋(10/1)

A・トクビルの「アメリカのデモクラシー」にこんなくだりをみつけた。米国の国会議員は「支持者を失えば、何の力もなくなる」存在で「選挙民の意を常に迎えねばならぬ必要」がある。だから自分の党派よりも選挙民の意向に沿う行動に走りがちだ、とこの19世紀前半のフランス人歴史家は指摘している。

選挙が目前に迫る下院議員らは「ウォール街で失敗した連中を税金で助けた」との評を恐れたようだ。その証拠に今期引退する議員の票は賛成21に反対4という(ニューヨーク・タイムズ電子版)。