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声に出して、ファンタスティックなゆうべ・その1。@トークショー『カラマーゾフの兄弟』

第2部が『ドストエフスキー人間力』の作者・斎藤孝先生による『カラマーゾフの兄弟』講座。

 孝せんせがまず朗読し、それにわたしたちが続き、それらが終わったあとで真打ち登場、ジェンヌが「役になりきって」同じ台詞を朗読する。

 なにしろそれまでが「斎藤孝せんせの講座」なわけで、「私の講義ではいつもこんなですよっ」という、彼のペースで進んでいるなか、突然タカラジェンヌタカラヅカとしての芸を披露するわけですよ。

 タカラヅカを知らないわけじゃなくても、あくまでも「知らないワケじゃない」程度のエライせんせーの前で、芝居の台詞ではなく原作の朗読で、ここまでやってしまえる人がタカラジェンヌだということ、こんな人があたりまえにいるところが宝塚歌劇団なのだということが。

声に出して、ファンタスティックなゆうべ・その2。@トークショー『カラマーゾフの兄弟』

 原作の会話文の特徴のひとつに、( )による補足文挿入がある。
 「 」で括られた会話本文の中に( )で今語られている内容の補足・蛇足がぐだぐだ加えられているの。

声に出して、ファンタスティックなゆうべ・その3。@トークショー『カラマーゾフの兄弟』