渡辺喜美元行革相が造反、衆院の解散決議採決に賛成 「覚悟のうえだ」
【渡辺元行革相会見詳報】(1)「私の持論…閉塞感打破には解散総選挙」
「つまりね、麻生内閣はもともと解散総選挙を期待されて組閣したわけですよね。ところが解散総選挙がどんどん延び延びになっちゃいましてね。発言が二転三転してブレる。解散総選挙をやっていれば、マニフェスト(政権公約)が作られ、国民の支持をいただければ、マニフェストでピン留めできるんですよ。だからそういうことが全然行われていない。まさに、二転三転するなかで求心力が失われ、遠心力が働き始めちゃったということです。結局そういうことになると、閉塞感がどんどん充満をしてくるということですから、けしてこれ、政治にとって良いことではない。やはり、政治というのは人心収攬。人心が攪乱(かくらん)されたり、人心が千々に乱れることがあっては非常に良くない。そういう意味で一番閉塞感を打破するには解散総選挙だということであります」
国会議員は党利党略以前に、全国民の代表であるという政治的位置づけがある。
党利党略でやって問題が解決できるんだったらいいですよ。問題がますますこじれるだけじゃないですか。
私はかねて危機管理内閣が必要だといっている。
【渡辺元行革相会見詳報】(2完)「おとがめは何でも受ける。除名でも何でも」
さっきから申し上げているように、派閥の前に党、党の前に国家国民がある。これが国会議員の原点です