「10─12月期はこれまでの常識では考えられないような大幅なマイナス成長になる可能性がある。1─3月期も10─12月と同等か、場合によってはそれ以上の大幅なマイナスになる可能性を意識せざるを得なくなってきている」
「在庫調整が完了して、生産が回復するまでにはまだかなり時間がかかる」
「年後半にならないと生産がはっきり増加に転じていくということになかなかなりにくい」
「そうなるかどうかも世界経済次第という側面が強いために、不確実性が大きい状況にある」
「日本を含め各国でさまざまな対策が講じているが、トンネルの出口はまだ見えてきてはいない」
「2009年の後半頃には下げ止まってきて、2010年に回復するというシナリオには一定の合理性がある」
「本当にそうなるかどうか、また回復するとして、そのペースはどうかということについては、ダウンサイド、アップサイドの両面で不確実性が極めて高い」