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【09衆院選・経済政策を問う】「似たもの同士選挙」小峰隆夫・法政大大学院教授

 「従来の日本の経済・社会システムの中には時代に合わなくなってきたものも多く、『官から民へ』『国より地方』という方向は正しい。最初は民主党ももっと改革すべきだと言い、改革を競い合ってきた。だが、格差問題がクローズアップされ、自民党が今回の公約に『行き過ぎた市場原理主義と決別する』と書いているのには驚いた。民主党と同じことを言っているからだ。規制改革や財政再建など一段の改革が必要な局面なのに、そうした議論がなく、振り子の揺り戻しだけが起こっているのは残念だ」