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民主、300議席に迫る勢いで最終盤へ ── 自民は壊滅・分解の危機に直面

 こういうことになってきた要因の第1は、麻生の不決断である。当初の想定通り、就任直後の昨年10月に解散を断行していれば、再生が危ぶまれるほどの負けに陥ることはなかっただろう。

それを助長したのが、"迷軍師"と言われる菅義偉自民党選対副委員長の一貫した「解散先送り」論に基づくアドバイスであったことは言うまでもない。

小泉改革の疑似性を克服してそれをまともな軌道に乗せて行くことで21世紀に生きる道筋を見いだすべきだったにもかかわらず、実際には、安倍の偽改革、福田の非改革、麻生の反改革と退嬰化を重ね、麻生に至っては「小泉改革を否定し、元の自民党に戻す」と公言する有様

民主党にとっては勝ちすぎが問題となる。

小沢には当面、直ちに参院選準備に取りかかりつつ、100人を超えて出てくる「小沢チルドレン」の教育を担当して貰いながら、小沢流「日本改造計画」と旧民主党以来の鳩山流「友愛革命路線」とを巧みに接合して「地域主権国家」すなわち日本的な市民社会創造の一大変革プランへと昇華していくことが必要になろう。