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【幕末から学ぶ現在(いま)】(38)東大教授・山内昌之 山川健次郎

聡明(そうめい)な蓮舫氏のことだから、わざと人びとの耳目をひきつけるべく、あえて非常識な問いを発したのかもしれない。

 彼女らの問いは、日本が国として一流である必要はなく、わざわざ苦労せずとも二流であれば、まずまずよいというのに等しい。

 健次郎のように戊辰戦争で辛酸を嘗(な)めながら新国家建設に学業面で尽くした先人たちが2人の軽すぎる発言を聞けば、はらはらと落涙して世の移ろいを嘆くに違いない。事によれば激怒して面罵(めんば)さえ辞さないかもしれない。

要求側が立証すべきことで、蓮舫は「反論が返ってくるのを期待していた」と話している。
官僚も大学総長もノーベル賞科学者も自分たちの要求を通すためには何を立証すればいいのかがわかっていない。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091116#1258335929


パターナリズムにおける「全体(=空気=父神の権威)」を「国家」と考えているから「国家観念の欠如」と感じてしまう。
「全と個のバランス」がとれたときの「全」が本来の「全体」なのに、自らが支配する状態を「全体」=「公」=「世の中」とすり替えている。
それはあたかもソ連の言っていた「(ソ連による)平和」と同じだ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080530#1212097023