石川議員元秘書の発言全文(1)資料を隠してなければ「小沢先生含め全員逮捕だ」
石川議員元秘書の発言全文(2完)証拠隠しは「小沢先生のご指示」と石川氏
−−(山本有二元金融担当相)ここまで言うことになると、石川氏に対してかなりの恨みを晴らすような印象がある。私設秘書を辞める動機とか経過とか、石川議員に対してどのような感情を持っていたか
「石川に対して並々ならぬものがあるんじゃないかということだが、いきさつから申し上げると、石川に私の方のうちの会社に約1700万円ほど行っていたと、一部の報道にもある。これは今年7月の参議院(選挙)になんとか全国比例で公認枠を取ると。その暁には鈴木宗男先生(新党大地代表)のところにもご相談に行った」
「『民主の公認枠が取れた暁には新党大地として応援してほしい』と。そうすれば10万票、20万票ぐらいはなんとかなるだろうということで、2月27日にそば屋さん『黒澤』、議員会館の裏の、あそこで宗男さんと3人でお話をして、『金沢君が出るなら応援するよ。石川君、公認だけは頼むよ』と。当時はまだ小沢さんが代表だったから、『私が代表の方に申し上げてなんとか公認枠を取ってきます』と」
「その4日後か、西松事件で大久保が逮捕されたと。大変なことだなということで、協力態勢になっていった。それが実際、7月に公認ができない。『どうするんだ』。『お金を返させてください』と石川は。『うちは金なんかいらん。地検特捜部に告発してやる』とか、いろいろないきさつがあったのは事実だ」
「今、私がこういうふうにすべてのことを公にしているのは、このようないきさつがあったのもそうだが、『やはり』みたいな人間が議員バッジを付けてやっていることに非常に違和感を覚える。一つは金にだらしない。もうひとつは女にだらしない。こんな人間がやはり国民の税金で議員バッジを付けているというのは非常に違和感を覚えるということで、私は事実を話をしているという状況だ」
東京地検に昨年末提出したことを明らかにした。
この元秘書は「昨年7月以降、特捜部の任意の事情聴取に複数回応じ、同様の説明をした」と話した。元秘書は08年9月〜09年7月まで石川議員の秘書を務めたが、今年夏の参院選で民主党の公認が得られる見込みがなくなったことから、秘書を辞めたという。
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第三十七条 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。
○2 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する。
○3 刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。
第三百二十条 第三百二十一条乃至第三百二十八条に規定する場合を除いては、公判期日における供述に代えて書面を証拠とし、又は公判期日外における他の者の供述を内容とする供述を証拠とすることはできない。