https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

「報道」とは結局、何なのか。

ところが宗像検事は言った。
 「政治家の中から誰か立件できないか、合同会議で検討された。これだけマスコミに書かれると、政治家をあげないわけにはいかなくなった」
 「私は政治家へ頼み事をしたことはありません」
 「大局的見地からあなたに協力をお願いしたいんですよ。自民党2名、野党を1名あげたい」

 「特捜は中立的、という世間の印象も大事なんでね。加藤のほかに自民党1名、野党1名を挙げる方針が決まった。仕方ないと思ってもらいたいんですよ」

「4回目の逮捕と長期の勾留か、執行猶予がつく起訴時の求刑と早期釈放か、どちらが得か冷静になって考えてみなさいよ。新聞がここまで書いているのに、政治家は何もなかったということでは特捜のメンツが立たない。政治家をあげるのは合同会議の結論なんですよ。僕はそれを実行する立場でね。早く決着させないと政治的空白がいつまでも続く。それは避けたい。そのことはあなたも理解できるでしょう」

「マスコミには4時半に(東京地検に)入ると知らせてある。マスコミを待たせるわけにはいかない」。

「ここで君に手錠をかける。これから大勢のカメラマンが君を撮る…」