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まずは特捜部の「完敗」、だが終わりではない - 保坂展人のどこどこ日記

 いったい、この捜査は何だったのか。昨年の西松建設事件以来、2度にわたって新聞・メディアを巻き込んで大騒動を起こした特捜部の狙いは「政権交代阻止」や「政権交代潰し」ではなかったのか。この点について、今後、真相解明されるべきだろう。また同時に、戦後一度も使われて来なかった「検察官適格審査会」(※当初は私がブログタイトルに適格性審査会としていたのは、適格審査会の誤りです)を実効性あるものに制度改革することも急ぐべきだ。

きちんと筋道をつけられる自信があるからこそ、強引に見える捜査を大々的に行なったのだと解説する人々は、この事態に言葉がないごろう。「検察リークと事件報道のあり方」についてメディアも自己検証が迫られる数週間ではなかったか。

今回の教訓を生かさないと、必ず同じことがくり返される。ここで、「2度あることは3度ある」としないためにも、制度として「検察官の暴走」を監視・チェックし、民主的な統制を利かす社会にしておかなければ、ならない。