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「覚える」から「調べる」へ 辞書で関心どんどん広げて

 日本の若者は「覚える学習」(暗記=受験勉強)は得意だが、学習への意欲読解力・応用力に欠けている…。

義務感による学習ではなく、自分で答えを見つけ、どんどん関心を広げてゆく学習方法だ。

中でも低迷が目立つのは「読解力」だ。

 こうした傾向について、村田教授は「日本の学校教育は『上から与える教育』であり、『知識を覚えること』に偏り過ぎている。また、過程ではなく『結果重視』。義務的に学習をやらされているから長続きしないし、実生活への応用力も低い。学習観・教育観から変えていかねばならない」と指摘する。

 村田教授が提唱する辞書を使った『調べ学習』は、いわゆる“丸暗記学習”から「関心を広げ、自分で問題を追求する学習」への転換だ。さらに、その効果を上げるために国語、英語、社会、理科などを総合的、横断的に扱う『調べ学習』も提案している。