「政治資金規正法に違反する事実は一切なく、不当な組織弾圧と言わざるを得ない。事件の推移を見守るとともに、不当逮捕に対して弁護団と十分協議のもと、嫌疑を晴らすべく組織一丸となってたたかっていく」
弁護団によると、3人は黙秘しているという。
小林陣営の会計責任者、木村美智留容疑者(46)
「(北教組委員長らに)個人的にお願いした資金。北教組から受け取ったという認識はない」
木村容疑者は現金授受を認めているが、政治資金収支報告書に記載していないことなどから、札幌地検は「違法な献金」との認識があったとみている。しかし、木村容疑者は長田容疑者ら個人の献金であり、北教組の団体献金ではないとの趣旨の説明をしているという。
一方、長田容疑者ら北教組幹部3人は黙秘しているという。北教組弁護団の関係者は「たとえ資金提供があったとしても、個人の金を寄付しただけで、それをどう処理するかは小林陣営の問題」と述べた。