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【from Editor】武道が求める境地とは

礼に始まり、礼に終わるといわれる剣道とはどういうものか、体で覚えさせられた。そして、年齢を重ねるうち、なぜ礼が必要なのかを理解できるようになってきたという。

技が抜群にうまく強いからといって最高峰に到達できるわけではない。

 全日本剣道連盟の規定では、最高位の八段は、七段になってから10年以上を経て、年齢46歳以上になった者の中から選ばれる。「剣道の奥義に通暁、成熟し、技りょう円熟なる者」。3つある称号のうちの教士は「剣理に熟達し、識見優秀なる者」でなければならない。剣道は、ただ勝つことに専念するものでなく、礼節を重んじ精神の鍛錬をする武道であると説く。

 引退した大相撲の元横綱朝青龍が、もし、剣道をしていたら、「教士八段」という称号と段位をもてただろうか。

引退する立行司に「残すべきところを残さなくなった」と言われた相撲界に問題があるのであって、身を持て余した朝青龍に責任を転嫁するのは筋違いだ。
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