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【平野貞夫の国づくり人づくり政治講座】第57号 2010年4月2日発行

私は「事務局によけいなことを言わず、いっさいまかせること。ときどき酒を飲
ませて慰労すること」を準備委員長の心得として進言した。鳩山氏はこの進言を
生かし、新進党結党大会を成功させた。

新進党ブームが起こり、都知事選挙となる。私は立候補を勧めたが悩んだ末、立
候補しなかった。4年後、立候補することになる。私は判断を誤ったと思った。
予想どおり落選する。状況分析と頑固さが噛み合わなかったのだと思う。


鳩山邦夫氏が自民党を離党するなら、総務大臣を辞職した時であった。これがド
ラマのタイミングであった。このとき同志を少人数でも結集するとか、渡辺喜美
の「みんなの党」と戦略的提携しておけば、自民党に代わる新保守党の中心にな
れたかも知れない。彼の政治の動きは、早いか遅れる正確な時間を刻めない時計
といえる。