https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

普天間問題に見る政治報道の無責任

政治ジャーナリズムは政権交代とともに刷新されなくてはならなかった。自民党政権と癒着し、適当な批判ポーズを示しつつ、もちつもたれつで甘い汁を吸ってきた有名ジャーナリストや政治評論家はメディアから退場すべきだった。

危機なのは政治ではない。メディアが正確に事実を報じ、バランスのとれた判断のできる情報環境をつくりあげれば、誰が政権を握ろうとも、政治は国民に政権交代されないよう、試行錯誤を繰り返しながらも少しずつよい方向に向かうだろう。

危機に直面しているのはむしろマスメディアだ。時代の変化に対応できていないのは政治ジャーナリズムである。「政策記者」を育て、大人の政略を語れる政治評論家を発掘すべき時がきている。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100205#1265334744