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焦点：日銀が成長基盤強化で追加策検討、証券化商品の担保拡充軸

　日銀は、デフレの根本的な原因は日本経済の潜在的な成長期待の低下にあるとして、従来の中央銀行の業務内容からはややもすると逸脱するとみられる新貸出制度について４月に構想案を公表、８月にも第一弾の融資を実行する予定。一方で、「（磨けば輝く）原石のような研究開発など、本当にお金が回るべきだが回りにくい案件がある」（幹部）との見方から、様々な新機軸について検討する構えで、証券化市場の育成・支援もその一環だ。