小沢一郎:政治もね、行政も、あるいは民間も、あらゆる面でクローズドな社会なんですね。日本は。ほとんど知らないです。
たとえば政治家が大臣になっても、役所が本当に信用するという人は別としても、ほとんど教えないです。本当のことは。だから、ましてや一般国民、あるいは野党なんかの場合は情報がまったくないわけです。僕は行政だけじゃない、会社だってそうだと思いますよ。よくわからない。ですから、そういう意味で、もう少し、アメリカほどにする必要はないけれども、僕はヨーロッパぐらいのオープンな社会にしなきゃいけない。
僕、一生懸命政治資金の話されますけれども、僕はずっと前から政治資金はオープンにすればいいんだと。どっからもらって、何に使ったか、これをオープンにすればあとは判断は国民がすればいい。こんなところからもらってけしからんとか、これに使ってけしからんとか。それは国民がすればいい。そのためにはオープンにする。だから僕は一度不動産の購入のことでいろいろ指摘されましたから、僕は法律上は公開する必要のない事務費も全部公開しました。マスコミにも。
ですから、クリーン、クリーンが必要だという人は、全部オープンにしたらいいんじゃないかと思う。