■ - d1021の日記

　菅改造内閣が脱小沢シフトをひいたのは、９月１４日に行われたという起訴相当の議決が大きく影響していると思われる。なお、起訴相当を出すのは検察の意見を聞く必要があるというきまりであり、代表選前にそういう動きがあり、この情報が反小沢Ｇに漏れていたものと思われる。おかしな話である。

　小沢氏の「強制起訴」にはウラがある。これは指導弁護士の専任に問題があると思われる。仙谷長官の最大の後援者である宇都宮日弁連会長がバックにいる。これで小沢氏は離党せざるを得ない。菅政権の支持率は間違いなく上昇する。これは政治的謀略であると思われる。

　仙谷長官は法曹界と親密。検察が窮地に陥っている今なら、検察は官邸の意のままになる。既に検事総長を降ろして、宇都宮日弁連会長をつける案も出ている。宇都宮氏は仙谷、枝野、小宮山各議員に個人献金をしているほど親密である。同じ党でこんなことをしている民主党に明日はない。

　小沢氏のいない民主党は急速に自民党化し、場合によっては民自連立（大連立）もあり得る。自民党は政権に戻りたくてウズウズしているし、自民も小沢抜きの民主党なら組みしやすいので、そうなる可能性は高い。一体国民は盲目的に小沢潰しをやってどんなプラスがあるのだろう。

　５日の産経新聞は「これは仙谷の差し金だ」というサブタイトルを付けた。４日の新聞には検審発表は２６日と報道。菅首相の留守を狙って急遽やったものらしい。小沢側はこれを官邸の仕掛けととったとき、小沢氏は離党せず、証人喚問も受ける構えで対抗する。民主党内部は混乱し、政権は持たない。

　今回の検審の起訴相当は十分計算された策略。議決は９月１４日だが、その前に検察に報告が行っており、官邸は知っていた。官邸は代表選の選対化しており、利用していないはずがない。小沢側の議員票が狂ったのはそのせい。朝日の証拠改ざんの記事が２１日、議決発表は４日。出来すぎである。

　起訴相当の議決が出ても小沢氏は平然としていたそうである。そしていった。「代表選に出ていてよかった」と。出ていなければ離党勧告は拒めなかった。ここにきて、議員票２００人が効いてきている。小沢氏は証人喚問でも何でも出るが、きっと仙谷氏の疑惑も国会で晴らせというだろう。

　今までなら新聞は小沢氏の起訴相当についてもの凄い小沢批判の記事を書いただろう。しかし、今回は思ったほどではない。各紙の記事は「小沢辞めろ」というより、検審のあり方にも疑問を呈している。国民も気が付きはじめている。少し小沢いじめの度が過ぎるのでは、と。きっと官邸工作疑惑に発展！

なるほど！臨時国会で尖閣諸島問題で責めつけられるのを回避し、「小沢国会」にすり替えるためにこのタイミングで検審の議決を発表した訳だ・・・・http://bit.ly/dtCiBp