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【白鵬連勝ストップ】「これが負けか」「流れでスキがあった」　一問一答
【白鵬連勝ストップ】諦めず休まず…止めた稀勢の里「実感わかないなあ」　いよいよ羽ばたくか
【白鵬連勝ストップ】「勝ち星伸ばしてやる…」「６９」への思い　木鶏たりえず

　初日の白星で江戸時代の谷風の６３連勝に並び、残す連勝記録は６９だけとなった矢先。「もう１つ勝ち星を伸ばしてやるというスキがあった」と、記録への欲が出たことを告白した。先場所、苦戦した稀勢の里への過剰な意識もあったか。土俵際に押し込みながら反転攻勢を許すと、「慌てたところもある」と横から張り手を見舞うなど荒々しい取り口で墓穴を掘った。

　双葉山は安芸ノ海に敗れて連勝が６９で止まった後、知人に「イマダ　モッケイタリエズ」と打電した。「木鶏（もっけい）」。どんな相手にも心を動かさない木彫りのような闘鶏になぞらえ、自らの精神面の未熟さを省みた逸話だが、白鵬もまた木鶏たりえなかった。

「まあ、これが負けか」〜６３連勝で止まった白鵬の日本語力

短い表現に心を込めるところに技法のある日本語の特性を見事に生かし切っている。

その道にきちんと生きる人であることを示しているのだろう。